HSPさんにとって働きやすいと思える転職先に出会う方法

HSP

こんにちは、果実酒です。

HSPさんは繊細で敏感な性質であるため、今いる環境が働きづらいと思っている方も多いのではないでしょうか?

より働きやすい職場へ転職したいと思う反面、「本当に今より良い職場は見つけられるのか」「転職先でもまた働きにくいと感じたらどうしよう」と不安になりがちですよね。

今回は、HSP気質で転職3回を繰り返したアラサーOLの私が、HSPさんにとって働きやすいと思える転職先を見つける方法を紹介いたします。

転職を検討中だけど不安に思っているHSPさんは、ぜひ参考にしてください!

HSPさんにとって働きやすい会社の特徴

まずは、HSPさんにとって働きやすい会社の特徴についてお話します。

営業、事務などの業種選びはもちろん大事ですが、どのような会社かによって、HSPさんの働きやすさは変わります。

内定をもらう前に、会社の情報についてしっかり押さえておきましょう!

色々なメンバーがいる

多様なメンバーが所属している会社であれば、HSPの性質を持つ自分のことも認めてもらえる可能性が高いです。

例えば、所属するメンバーの8割がゴリゴリの体育会系出身という偏りがある会社だったらどうでしょう。

おそらくですが、既存のメンバーの水準に合わせないといけなくなりますし、繊細なことについて上司や同僚に相談しづらくなるでしょう。

かと言って所属メンバーのほとんどがHSPという会社も存在しません。

大事なのは、どのようなメンバーが多いかというよりは、多様なメンバーが所属しているかどうかです。

メンバーの年齢や経歴、性質などがバラバラであれば、多様な価値観や個性を受け入れてもらいやすいということになります。

多様なメンバーが多いから必ずしもHSPさんが入社しても問題ない!というわけではないです。ただ、会社が「多様性」を尊重しているのであれば、例えHSPで合っても、自分が働きやすいと思える環境になるよう、柔軟に対応してもらいやすい可能性があります。

社長の信念に自分が共感できる

社長の信念に共感できるかどうかで、働きやすさは変わります。

会社の風土やカルチャーは、社長が誰かによって決まってしまいます。

私の前職の社長はいわゆる独断でなんでも決める方で、社内イベントや規則も急に変わることなんてザラにあり、「色々な変化に対応できないやつだけ会社に残れ!あとはいらない!」という考えの持ち主でした。

転職活動の軸に、「社長が誰か」なんてなかったため、入社後に後悔しました。

上司や同僚も大事ではありますが、会社の土台を作っている代表が誰かで会社の居心地は変わってしまいます。

経験上ですが、その会社が自分に合うかどうかは、会社の代表を見れば直感である程度判断できます。

会社の公式サイトの代表メッセージやSNS、出演しているメディアの発言内容で、社長の信念としているものを把握し、それに共感できるかがポイントです。

多様な働き方を柔軟に取り入れている

フレックス制度や在宅勤務制度、時短勤務など、多様な働き方を導入している会社であれば、HSPさんも安心して働ける可能性が高いです。

多様な働き方を導入している会社は、「どのようなメンバーでも仕事ができる環境にし、生産性をアップさせる」ことを目的にしています。

そのため、HSPさんにとっても生産性が下がらない働き方を目指せるということになります。

居心地がいい家で仕事ができれば、職場の音やニオイを気にしなくてもいいので、HSPさんにとって在宅勤務制度を取り入れている会社は働きやすいと言えるでしょう。

なので、自分が理想とする働き方を定義した上で、そのような働き方を取り入れている会社、もしくは柔軟に働き方を変えやすい会社かどうか確認することをおすすめします。

HSPさんが働きやすい転職先を見つけるためにすべきこと

実際にHSPさんが働きやすいと思える会社を見つけるためには、やるべき工夫があります!

それぞれについてお話していきます。

できるだけ多くの会社の面接を受ける

基本的なことですが、自分に合った会社を見つけて内定をもらうためには、できるだけ多くの会社の面接を受けましょう。

私は今までの転職活動で、軽く100を超える企業に応募をしてきました。少しでも気になる会社に応募して、何度も面接を繰り返してきました。

そこでわかったのは、慎重に会社選びをするよりも、とりあえず気になった会社にひたすら応募することで、より自分にフィットしやすい会社を見つけやすいということ。

「面接の量より、会社の選定や面接対策の方が重要じゃないか」という意見もありますが、実際に量をこなさないとわからないことがあります。

募集条件や仕事内容を魅力に思っても、企業担当者の対応や話した内容に違和感を感じることがあります。

より多くの企業の面接を受けていると、ちょっとした違和感に気づきやすくなり、「他の会社にも応募しているからいいや」と辞退できます。

この選考過程で感じるちょっとした違和感は大事です。もし面接する会社を慎重に選び、数社しか受けていないと、見逃しやすくなります。

また、募集ページではそうは思わなかったけど、実際に企業担当者と話してみて意外と合いそう!と思える会社も中にはあります。

フィット度合いが100%に近い会社を見つけるためには、大変ですができるだけ多くの会社の面接を受けてみましょう。

会社のカルチャーを確認する

その会社が何に重きを置いているのかがわかるような「カルチャー」を確認しましょう。

会社のカルチャーとは、企業と社員の間で共有されている価値観や行動指針、習慣のことを言います。

もし会社のカルチャーが合っていないと、働く上で違和感が起こり、結果的にストレスがたまりやすくなります。

どのような人でもカルチャーフィットしないと働きづらさを感じますが、特にHSPさんは敏感で繊細なので、より強くストレスを感じてしまいます。

会社のカルチャーは、企業サイトや面接で確かめることができるため、そのカルチャーが自分にとって納得し、共感できる内容なのか把握しておきましょう。

面接は自分の内面について正直に話す

自身がHSPの性質があることについて隠す必要はなく、むしろ正直に話すことが重要です。

内面について正直に話せば、本当に合う会社であればそれだけで不合格になることはないでしょう。

無理に内面について隠してしまえば、入社後に自分の首をしめることになってしまいます。

「私はHSPだ」と言う必要はなく、こういうところが気になりがち、不安になりがちというニュアンス程度に伝えると良いでしょう。

HSPの性質を強みに言い換える

HSPの特徴は弱みとして捉えがちですが、逆に強みとして言い換えると良いでしょう。

例えば「刺激に弱い」というHSPの特徴は、「些細なことでもすぐに察知でき、何かのミスにも気づきやすい」という強みに言い換えられます。

色々な会社の選考を受けていれば、「その強みを自社で発揮してほしい!」という会社も出てくるでしょう。

自身の性質を強みとして発揮できれば、無理にHSPを押さえ込まないといけないというストレスを避けられます。

そのため、自分の性質をできるだけポジティブな言い方に変換し、それに魅力を感じてくれる会社を見つけましょう。

まとめ

HSPさんにとって働きやすいと思える会社の特徴と、その会社の見つけ方について教えました。

HSPだからという理由で転職活動できない方も多いですが、私は思い切って転職をしてよかったと思います。

HSPさんは「扱いづらい」「打たれ弱い」というイメージを持たれがちですが、ストレスが少なく、尚且つ成果を出しやすい会社は存在します。

私の記事をきっかけに、転職へ第一歩を踏み出すHSPさんが1人でも多く増えてくれると幸いです。

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